Saturday, February 19, 2005

心と身体の一元論

 先日、利根川進の「私の脳科学講義」を読んだ。同教授は、心と身体とは切り離せないという一元論を受け入れ、脳を研究することによって心の現象を解明していこうという立場に立っている。非常に興味深い。もっとこの人の著作・研究をにふれてみたい。

  彼によると、やがては心や感情も脳の回路、分子生物学的追求で解明できるという。そうなると、たとえば “祈って神の声を聞く、霊的な導きを受ける” とい うことはどういうことになるのか? 脳の一部の回路が神の霊を電磁波のように受信し共振(同調)して、神から送られてくる、または神の臨在(神の場)から のエネルギー(声・力)を受けるということになるのだろうか? ちょうど電場・磁場から力をうけるように。

 わたしは、キリストの神を信じているし、また利根川教授の研究方向を頭から拒否するものでもない。これからの研究の発展に期待したい。

Friday, February 18, 2005

ネット世界へのデビュー

 この隠れたブログも、きょう無事ネット世界へ密かなデビューを果した。

YaHoo! のキーワード検索でヒットするようになった。だれか心ある人が見て、共感してくれればよい。


Thursday, February 17, 2005

いまさら人には聞けない聖書のこと

 もう何十年も聖書を読み、また牧師・伝道者の説教を聴き神学書も何冊か読んでみたが、一つ基本的なこと重大なことでわからないことがある。

 キリストはダビデの家系から生まれたと聖書にも書かれているが、母マリヤは聖霊によりキリストを受胎したのである。すると彼はダビデとは血縁的には全く関係がないわけである。

 それなのになぜ、ダビデから出たといわれるのか? イザヤ書11章がその根拠となっているが。これはダビデ家の子孫ヨセフを父とする家庭に生まれたということだけなのだろうか? だれか明解に答えてくれる人はいないだろうか?

 聖書について人間にはわからないことがあるのが当然だ。これがいまの自分の妥協である。